（イベント後期）

「TSUTAYA TOKYO ROPPONGI」さんでは初めてとなる「大人のアナログ・レコード・コンサート」シリーズ。今回はEARの設計者：ティム・デ・パラヴィチーニが来日する事もあり、UKミュージックをアナログ・レコードを音源に聴いて頂きました。

六本木という土地柄からか、レコードの奏でる音楽に立ち止まって耳を傾けていらっしゃる海外のお客様の姿を多くお見掛けました。

第１部のビートルズから第３部のピンク・フロイドまで、最初から最後までず～と聴き入っていらっしゃるお客様も何人も見えて、時には口ずさんだり、足でリズムを取ったり、目を閉じてじっくり聴き入っていたりと、音楽に楽しげに反応されていらっしゃる姿がとても印象的でした。

２０代と思しき若い方から、レコードで多感な時期を過ごしたであろう６０代くらいのお客様、また若い女性のお客様の表情からも満足気な笑みがこぼれる瞬間を何度も拝見し、最後のピンク・フロイドの「狂気」が終了すると同時に、自然発生的に拍手が沸き起こるほどのお客様の反応に、音楽を提供させて頂いた私どもとしましても、開催して良かったなぁと心から嬉しく思いました。

また、海外のお客様の反応からも「いい音楽を、良い音質で聴く」と感動が深まるという感情はユニバーサルであり、人間が本質的に持つ感性であることも感じることが出来るイベントとなりました。

一人でも多くの方に、まずは体験・体感して頂けるよう引き続き活動を続けて参りたいと考えております。ご来場頂いたお客様、またご協力頂いたスタッフの皆様、本当に有難うございました。この場を借りて感謝申し上げます。