「アナと雪の女王」のアナログ・レコードが華を添えたヘッドフォン祭2014。

「アナと雪の女王」アナログ・レコード(3枚組)
「アナと雪の女王」アナログ・レコード(3枚組)

 

 

5月10日、11日と中野サンプラザで行われた「ヘッドホン祭2014」に参加しました。

今や音楽の聴き方は圧倒的に、携帯端末でヘッドホン/イヤホンで聴く、というスタイルが定着していますが、アナログ・レコード(ヴァイナル)が新たにクールな音楽メディアとして注目が集まる中、ヨシノトレーディングではクリアオーディオやノッティンガム等、4台のターンテーブルを駆使して、アナログ・レコードの音をヘッドホンで体験して楽しんで頂こう、という試みを行いました。

大多数のお客様は若い世代。「初めてレコードの音を聴いた」という方も大勢いましたが、その中で最も印象的だったのは若い女性が興奮して発した言葉、「ヤバイ!音が熱い!」

このイベントのために現在全世界で大ヒット中の「アナと雪の女王」の3枚組アナログ盤(3000枚限定のディズニーオフィシャルデラックス・エディション盤)をアメリカから取り寄せましたが、4歳くらいの女の子から60代と思しきマダムの方まで、ニコニコしながら楽しそうに聴き入る姿がとても素敵で、こちらまで心が暖かく優しい気持ちになりました。

「え!アナ雪のレコードなんてあるんですね!これ欲しい!」
豪華で夢のあるジャケットや表面にイラストが刻まれたレコード盤は、まさに音楽の芸術性とエンターテイメントがパッケージされた有形財産として、手元に置いておきたいと思わせる特別仕立てになっています。

おかげさまで試聴が順番待ちになるほど、多くの方がアナログ・レコードに興味を持たれており、一昨年、昨年と回を重ねる度に、ゆっくりですが、しかし確実にレコードに対する認知度が深まっています。
また「買いたい」「やってみたい」と、興味の段階から実際の行動に移りはじめたステージへと変化してきていることも、お客様の真剣な眼差しから、その想いを肌で感じることが出来ました。
「レコード結構買ったんですけど、プレーヤーがまだないんです。」なんてお客様も何人かいらっしゃった事も付け加えておきます。(笑)

先日開催された「レコード・ストア・デイ」の盛り上がりを見ても感じるところですが、アナログ・レコードの人気が、ここ日本の地でも確実に拡大しています。
一過性のブームで終わることなく、音楽を聴くための確固たる1つのスタイルとして、そして音楽文化の1つとして大切に育っていって欲しいと思います。