世界のマスタリングをリードするトップエンジニア達のスタジオで、マスターテープに収められた最高の音楽を紡ぎ出すための究極のテープマシンである、Ampex ATR やStuder C37 のカスタマイジングをティム・デ・パラヴィチーニは数多く手掛けています。
もはや、ティム・デ・パラヴィチーニような職人的な技術と知識を有するアナログオーディオ装置エンジニアは、世界的にも稀有な存在と言えるでしょう。
New デザインのテープヘッドをはじめ、高音質マスタリングで定評のある「モービルフィデリティー サウンドラボ」がトレードマークとするハーフスピードマスタリングを完璧にするためのATR のモディファイ、また世界屈指のマスタリングエンジニアである「ボブ・ラドウィック」が主宰する「Gateway Mastering Studio」、「Astria Studio」(デイビッド・ギルモア/ ピンク・フロイド)、「New Rude Studio」(ポール・マッカートニー)、Toe Rag Studio、The Exchange、Paul Stubblebine Mastering、Water Lily Acoustics、Chesky Records、West Heath Studio、またグラミー賞を総ナメにした「アデル 21」のプロデュースで一躍脚光を浴び、現在世界で最もホットなプロデューサーの1人「ポール・エプワース」 の「Church Studio」等々の名だたるスタジオにはパラヴィチーニ/EAR のカスタムテープマシンが導入されています。
オリジナルテープマシンから飛躍的に高められた圧倒的なワイドレンジとダイナミクス、そして低歪、ローノイズを実現し、新たな感動を呼ぶ厚みあるアナログ録音や、名盤の高音質リマスターに大きく貢献しています。
このような将来保存が困難になるであろう世紀の名盤と呼ばれるマスターテープから、最高の音を出力し、そして最高の音質のまま保存することは、歴史的にも大きな意義があることでしょう。
少しでもいい音で音楽を記録、そして記憶するために、ティム・デ・パラヴィチーニのチャレンジは続きます。